becauseの省略のやり方
◇伝えたかった内容
休みの間、働いていたので、時間が作れなかった
◇誤英語
Worked during my vacation, I couldn't make time.
◇伝わった内容
休みの間、働かされたので、時間が作れなかった
◇訂正英語
Working during my vacation, I couldn't make time.
▼なぜ通じない!?
because節の省略形ミス。Because節の省略は
1. Because S be動詞 P.P → (Being) P.P.(beingは省略可)
2. Because S V → V ing
誤英語はWorkedでPPで始まっているので、1.に当てはまり
Becauseの形に戻すと、
Because I was worked, I..
訂正英語はingで始まっているので、
2. Because I worked..., I..
が大元の形となります。
つまり、誤英語は「働かされた」という訳になってしまいます。
ここでは「働いていたので」という内容なので、2.の形のWorkingとします。
▼ひとこと
この省略は節の後ろ(カンマ後ろ)とbecause節の主語が一致している時が原則です。
一致してない場合は基本的には省略しません。
今日の文の場合も主語はIで同じです。
ちなみにBecause I had worked...のように過去完了になって
いる場合は
Having worked...., I..
とHaving 過去分詞とします。
Having studied overnight, I managed to pass the test.
徹夜で勉強したので、テストになんとか通った
この省略は会話でなく書く時の方が多く出てきます。
2005/01/18作成
■編集後記
阪神大震災からちょうど10年。
「震災を知らない世代の子供達に。。。」
と震災を伝えるためのイベントをやっているところをテレビで見ました。
震災を覚えていない世代と言えば、震災時に乳幼児だった子供達も含まれます。
そして彼らの中には頭でなく体で震災を覚えている人も沢山います。
調査によると乳幼児期に震災による、両親の死別や離婚、失業など環境の大きな変化によって起きた2次的ストレスで、物音に過剰に反応したりなどの様々な症状が現れている子供達が多くいるそうです。
10年のあの地震は今でも尾をひいているんです。
まだまだ子供達には心のケアが必要ですね。。。