「〜してもらう」の使役動詞haveの使い方

◇伝えたかった内容
歯を抜いたので、左頬が大変なことになってるんです(かなり腫れてる)
◇誤英語
I pulled my tooth that I am too hard on my left cheek.
◇伝わった内容
歯を自分で抜いたので、私は左頬に辛くあたりすぎなんです
◇訂正英語
I had my tooth pulled that my left cheek is terribly swollen.
▼ なぜ通じない!?
まず、I pulledの部分。日本語では「歯を抜いたんだ」といいますが、誤英語の様にそのまま英語にすると、「私は私の歯を抜いた」→「自分で抜いた」となります。
かなりビックリされてしまいます。
英語では通常、自分がやったのではなく、人にやってもらった場合は使役動詞。
なので、訂正英語の通り、have 名詞 PP「名詞を〜してもらう」とします。
人に何かやってもらったことを言う場合は注意しましょう。
次にI am too hard on。
これも「大変」をそのまま直訳してhardを使ったのが間違い。
be hard on 〜は「〜に辛くあたる」という意味。
誤英語はこれに当てはまり、「私は左頬に辛くあたる」となってしまいます。
「左頬が大変なことになっている」で言いたかった内容は「ひどく腫れてしまっている」ですね。なので、swollen「腫れた」を使います。
▼ ひとこと
使役動詞have/makeの違いをよく聞かれるのですが、基本としては
have 〜してもらう make 〜させる
と、makeは命令形に近いニュアンスです。
原則として覚えておくとよいでしょう。
ちなみに歯に関する単語と言えば。。。
wisdom tooth 親知らず
baby / milk tooth 乳歯
adult / permanent tooth 永久歯
bucktooth 出っ歯
front tooth 奥歯
back teeth 前歯
などなど。結構日本語の直訳のものも多いのです。
■編集後記
群馬県のある市では役所男性職員に1月から育児休暇をとらせる、という決まりを作るそうです。
期間は約6週間。驚いたことに12年間育児休暇がとられたことがないそうです。
休暇は有給扱いで、とらなくても罰則はないそうです。
「罰則なし」にちょっとひっかかります。
この決まり良いと思いますが、罰則なしでは、結局職場の人に気を使ったり、出世を考えて誰もとらない気がします。。
私は結婚したら是非育児は分担したいですね。
自営業なので時間的に本当にそういくかは結婚してみないとわかりませんが、私は家庭のことをするのがなぜか大好きなんです。。。。
それでは皆さん、メリークリスマス〜!!