使役動詞makeの動詞の形

◇ 伝えたかった内容
彼に私のことで心配させたくなかった
◇ 誤英語
I didn't want to make him worrying me.
◇ 伝わった内容
私が私を心配させながら、彼を作りたくなかった
◇ 訂正英語
I didn't want to make him worry about me.
(I didn't want him to worry about me.)
▼ なぜ通じない!?
使役動詞makeはmake 人 Vで「人にVさせる」。
誤英語は文末にingの形。
つまり、ここが「〜しながら」という分詞になり、makeが「作る」というmakeになり「彼を作る」となっています。
次にworry 人は「人を心配させる」。
「人のことを心配する」はworry about.
分詞とこのミスが重なり「私を心配させながら」となってしまっています。
なので、make him worry about meにします。
また使役動詞を使わず、カッコの通りwantだけを使ってもよいです。
▼ ひとこと
worry 人は上記の通り、「人を心配させる」。
これ以外にtrouble、botherやdisturbも「〜を心配させる」というニュアンスで使います。
違いはbotherが一番弱く、disturbが一番強いこと。
順番別にいって、訳を取ると
He bothers / worries / troubles / disturbs me.
彼の行動が気になる/心配だ/悩みの種だ/不安を掻き立てる
といった感じです。