seemの過去seem to have P.P.

◇伝えたかった内容
かなり雨がふったようだった
◇誤英語
It seemed to rain heavily outside.
◇伝わった内容
かなり雨がふりそうだった
◇訂正英語
It seemed to have rained heavily outside.
▼なぜ通じない!?
ポイントは一目瞭然でto rainの部分。
seem to Vは「〜しそうだ」とseem「思える」より未来を表す意味があります。
誤英語もそれに当てはまり、雨が降るのが、seemed「思えた」時より未来になってしまい、「雨がふりそうだった」となってしまいます。
伝えたい内容は「雨がふったようだった」と、seemed「思えた」時より前/過去に「雨が降った」ですね。
このようにseemよりも前に起きたことを表す場合はseem to have P.Pとします。
▼ひとこと
かなり雨がふる→土砂降り、という言い方は
It seemed to have poured.
とpourを会話ではよく使います。
ちなみに「小雨」は、
sprinkle of rain / light rain が有名所。
あとrainを使った表現で、for a rainy day「まさかの時」というのもあります。
We have to save up for a rainy day.
「まさかの時に備えておかないとね」この表現は何となく意味が伝わってきますよね。
2004/12/20作成