「便利」のconvenientとconvenienceの使い方の違い

◇ 伝えたかった内容
この町は便利なので、(ここが)好きだ
◇ 誤英語
This town is convenience so I like here.
◇ 伝わった内容
この町は便利さなので、ここで(何かが)好きだ
◇ 訂正英語
This town is convenient so I like it here.
▼ なぜ通じない!?
まずconvenienceは「便利さ」という名詞で誤英語は「この町は便利さだ」と変に聞こえます。
なので形容詞のconvenientに。
次にhereは「ここで/に」という副詞で動詞の目的語になれず、誤英語はlikeの目的語が抜けた形で「ここで(何かが)好きだ」となります。
このような場合は形式上の目的語itを入れます。
▼ ひとこと
形式上の目的語itの例をもう一つ・・・
I found it difficult to breathe.
息がしにくくなっていることに気付いた
findは目的語が必要で直後に形容詞を取れないので、形式上の目的語itを入れてdifficultをつなぎます。
■ 編集後記
昨日がネコのビビが他界してちょうど1年目の命日でした。
1年たってもまだまだ立ち直れない私たち夫婦、ビビを思い出しては二人で泣いてしまいますが、時間が少しずつ癒してくれている気もします。
また新しくネコを、と話もしますが、1年経っても癒えないこの傷をまた負うのかと思うと、どうしても躊躇して踏み出せずにもいます。
「人生、幸せが10あれば悪いことも10で最後はトントン」と言いますが、それだけビビは私たち夫婦に幸せを与え続けてくれたんだなぁ、と今さら実感します。